【合鍵の防犯対策をしよう】合鍵の管理方法と複製しにくい鍵とは?
皆さん、GWはどのように過ごされましたか?
前半は雨の日が多かったですが、後半はお天気もよかったので、それぞれ素敵な思い出ができたのではないかなと思う今日この頃です。
「GW明けのお休みは、自宅でゆっくりしよう。ガソリンスタンドで洗車でもしようかな。」
なんて、そんなとき車の鍵と一緒に家の鍵も丸ごと預けていないでしょうか?
合鍵は、鍵番号を見るだけで、ネットでかんたんに作れてしまいます。
ということで、今回の記事では
合鍵の管理方法や複製しにくい鍵についてご紹介したいと思います。
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<目次>
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1. 合鍵による不法侵入のリスクとは
純正キーには「鍵の製造番号」や「メーカー名」が刻印されています。鍵番号は、例えるなら銀行の口座番号のようなものだと考えてみてください。このように、あなたにとって大切な情報を他人に知られるのは大変危険ですよね?
2021年1月に福岡の久留米市で、女子大生宅に37歳の男性が侵入したとして、住居侵入の疑いで逮捕・起訴されるというニュース記事を見つけました。
警察によると、容疑者の男は女子大生の自宅の鍵番号を暗記し、ネットで合鍵を注文していたそうです。その後の調べでは、同じような手口でひとり暮らしの女性宅を狙って侵入し、下着を盗むなどの犯行を160件以上繰り返していたことが確認されたそうです。
この記事の詳細については、出典元:FNNプライムオンラインの記事(News イット! 5月10日放送分より)」をご覧ください。
これは1つの例ですが、残念ながらこのような事件は決して少なくありません。
鍵そのものがなくても、ネット注文などでかんたんに合鍵を作ることができてしまうので、鍵の管理には十分気をつけましょう。
2. 鍵の保管場所について
・鍵は玄関のそばに置かない
家の鍵を靴箱の上など玄関そばに置いているという方は多いのではないでしょうか。特に、玄関からすぐ見えるところに鍵を保管している場合は、訪れた人に盗まれたり、鍵番号を見られてしまうという危険があります。
また、家族だけしか知らないからと、ポストや植木鉢などに鍵を隠すことも危険なので絶対にやめましょう。
普段からよく使う鍵でも、鍵専用の箱や引出の中など、できるだけ他人の目の届かないところで保管するのが安全です。
・鍵を持ち歩くときは、他人から見えないように
キーホルダーと一緒に鍵をカバンの外につけたり、財布につけたりするのはやめましょう。他人から丸見えの状態では、写真を撮られたり、盗み見られて合鍵を作られるリスクがあります。持ち歩く鍵にはキーカバーをつけたり、キーケースにしまったり、鍵番号が刻印されているところにシールを貼ったりするなどして盗み見を防止しましょう。
・純正キーは自宅で保管しよう
純正ではないキーブランクから合鍵が作れる場合は、合鍵を作って純正キーは自宅に保管するというのも一つの防犯対策として有効な方法です。
・合鍵をたくさん作らない
合鍵の本数が多ければ、それだけ紛失のリスクや盗み見られるリスクも高まります。また、合鍵を作るときは鍵屋さん(対面)で作ってもらい、直接手渡しで鍵の受け渡しを行うのが安全です。
3. 複製されにくい鍵で、不審者の侵入を防ごう!
美和ロック「認証ID付PRシリンダー」の特徴
複製されにくい鍵としては、美和ロックさんの「認証ID付PRシリンダー」がおすすめです。この鍵は、キーとの接触面が異なるメインタンブラーとサイドタンブラーの2WAY構造になっており、複製が非常に困難な安全性の高い設計になっています。シリンダーもピッキングが非常に困難な設計となっており、ドリル攻撃にも高い抵抗力があります。
その他の性能
■ ユーザーフレンドリーなシリンダー
鍵は、リバーシブルタイプ(ディンプルキー)で、挿入時にキーを持ち替える必要はありません。
■ 耐ピッキング性能
CP認定基準である5分の2倍の10分以上です。
■ 耐かぎ穴壊し性能では3グレードから選べます
シリンダーの耐かぎ穴壊し性能の高低により、3種類のグレードがあります。錠の取付場所を考慮して最適な性能のものをお選びいただけます。
■ 優れた耐久性
リン青銅製のタンブラーは、耐摩耗性に優れ、製品寿命がさらに向上しています。
その他、おすすめ商品
この他には、ドルマカバさんの「鍵登録システム付Kaba star plus」や「kaba starneoシリンダー」やゴールさんの「セキュリティIDタグシステム付GVシリンダー」などもおすすめです。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
家の鍵は安易に他人に見せないようにするという防犯意識を持つことがいちばん大切だと思います。
不法侵入による盗難や強盗、殺人などの被害にあわないためにも、鍵の管理について一度見直しをされてみてはいかがでしょうか。
さらに詳しい話しを聞いてみたいと思った方、ぜひお気軽にご相談ください。
鍵のこと、防犯対策に関することなら、マスターキーまで。