【金庫のトラブル】対処法と買い替え時期について
よく、旅館やホテルなどで盗難対策として金庫が設置されており、利用したことがあるという方もいらっしゃるかと思います。
金庫は盗難だけでなく、火災などからも大切な財産を守るという役割がありますので、家庭用として1つは持っていると、いざという時、安心ですよね。
ということで、今回の記事では『金庫のトラブルとその対処法、買い替えについて』いくつかご紹介したいと思います。
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<目次>
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1. 金庫のトラブルとその対処法
金庫のトラブル時は、
「金庫のカギを紛失してしまった」
「中に物が入ったまま開かなくなってしまった」
「金庫のダイヤル番号・暗証番号を忘れてしまった」
などのお問い合わせをよくいただきます。
この他にも、
「金庫のシリンダー、鍵、ダイヤル錠などの調子が悪い、古くなって不具合が出てきた」
「近所のお宅に空き巣が入り、金庫を破壊して中の物を持ち去られた。自分の家の金庫も古くなっているし、もっと性能の良いものに買い換えたい」
などが、金庫の買い替えを検討するきっかけになっています。
こんなときは、自分でムリにどうにかしようとせず、
まずは金庫を取り扱う鍵の専門家へ相談しましょう。
お問い合わせの前に、下記の情報をご準備してお伝えいただくとスムーズです。
<準備するもの>
- 金庫メーカー名
- 製品型番(製造番号)
- キー番号
- 許可番号
など。これらは通常、販売時から金庫本体のラベルに
記載してあることが多いので、まずはチェックしてみてください。
2. 金庫の耐用年数と買い替えのタイミングについて
金庫の耐用年数は「20年」が目安です。
※日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会で定められています。
金庫は購入したら、そのまま半永久的に使えると思われがちですが、経年劣化によりその耐火性能は徐々に低下していきます。
つまり、金庫に異常がなくても、購入から20年経過した金庫では、購入時に保証されている耐火時間を満たせないということになります。
金庫の中の物を守るためにも、「製造から20年経過」を目安に、新しい金庫への買い替えをおすすめします。
<買い替え時のチェックポイント>
金庫の種類は主に2つ。
耐火金庫(火災対策)と防盗金庫(盗難防止)があります。
◎耐火金庫(火災対策)
大火災時など消化活動が困難なケースを想定し、火災から金庫の中身を守るために作られた金庫です。
紙幣や証券などの紙は燃えずに残りますが、電子データや美術品、宝石などの価値をそのまま守るためには専用の耐火金庫が必要です。
◎防盗金庫(耐火+盗難防止)
耐火性能に防盗性能を加えた金庫になります。
バールなど工具類による破壊から耐える役割や金庫の持ち去りなどを防ぐために、頑丈で耐火金庫に比べて重さもあり、防犯性を高めるため、床に固定する場合もあります。
3. おすすめの盗難金庫『CSTLシリーズ』とは
バールや電動ドリル、ガス熔断器具などによる破壊から金庫の内部を30分間強固に守ります!優れた耐火性能に加え、様々な盗難手口への安全性を備えた強力な「防盗金庫」です。
■製品の4つの特徴
01、防盗性能(耐工具30分)
防盗性能試験「耐工具試験」(日セフ連)合格品。特殊防盗板と特殊充填材との一体構造により、ドリル・バール・つるはしなどの工具類による破壊から金庫内部を30分間強固に守り続けます。
02、耐火性能(一般紙用2時間耐火性能)
JIS「標準耐火試験」合格品。火災発生から2時間、金庫内の温度を”紙”が焦げる手前の規定温度177℃以下に抑えます。
03、100万変換ダイヤル式
信頼性の高いダイヤル式を採用したモデルです。扉裏面のダイヤルボックスにて構造的にダイヤル番号を変換することができ、番号変換の組み合わせは1兆分の1。番号合わせによる金庫破りは不可能に近い性能を誇ります。
04、床への固定が可能
金庫の持ち去り犯行に対処するため、後加工無しで床やベースボードに固定できる標準床固定構造となります。地震による転倒や位置ズレも防止します。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
盗難や火災から守るのであれば防盗金庫、火災であれば耐火金庫というように、金庫を選ぶポイントは「何から守るか」、そして「金庫に何を入れるか」で考えましょう。
マスターキーでは、修理するか、合鍵を複製するか、買い換えるか、お客様の使用用途や設置場所などご要望をお伺いした上で、お客様に合わせたご提案をさせていただきます。
ご自宅や職場、ホテルや旅館の金庫が古くなっている方は、ぜひお電話ください。
鍵のこと、防犯対策に関することなら、マスターキーまで。