【春の空き巣にご用心】日頃の防犯対策を見直しましょう
春は、子どもの入学や進級、新卒の入社、仕事の配置転換など、生活が大きく変化する時期です。新しい生活や職場に慣れていない人が多く、慌ただしい日々の中で、つい家の鍵をかけ忘れたり、窓の鍵をかけ忘れたりしていませんか?
また、春休みで長期的に家を空けることも増えるので、そんな住宅を狙った空き巣も増えていきますので、十分に注意していきましょう。
ということで、今回の記事では日頃の防犯対策について、一緒に見直していきたいと思います。
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<目次>
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1. 春に空き巣が増えるワケ
3月、4月は気候も穏やかになり、外出しやすい季節です。ただ、それは空き巣にとっても同じこと。
空き巣や強盗などにとって活動しやすいこの季節は、新しい暮らしにまだ慣れていない人や侵入しやすい住宅を見つける絶好の機会です。
また、引っ越しや家の片付け、仕事の準備で防犯まで意識が回っていない人なども狙われやすいので、日頃から防犯意識をもって、万が一の事態を未然に防ぐことが大切です。
住宅のなかでも特に狙われやすいのは、
無施錠と防犯対策がされていないところです。
<主な侵入経路>
■無施錠
玄関ドアや窓の鍵をかけ忘れて、被害にあってしまう方が多いです。また、2、3階の中高層階のベランダや小窓が施錠されておらず、そこから侵入されるケースも少なくありません。外出前にはしっかり戸締りができているか、しっかりと確認を行いましょう。
■ガラス破り
日常的に発生している空き巣の多くは、窓から侵入してきます。家の周りの植木や塀など、外から死角になる場所も狙われやすいです。窓の防犯対策としては、窓ガラスを割っても入れないように防犯ガラスや二重窓にしたり、面格子を設置したりする方法。または、1つの鍵を開けてもすぐには侵入できないように補助錠を設置する方法もおすすめです。
■その他
ピッキングやドアのこじ開け、鍵穴壊しなど、空き巣はあらゆる手段を駆使して住宅への侵入を試みます。ところが、2分〜10分以内に侵入できなかった場合は、約7割の空き巣が侵入を諦めると言われているので、少しでも防犯対策をしておくが、侵入のリスクを下げることにつながります。
2. 防犯対策について確認してみよう
それでは、住宅の防犯対策について、どれくらいできているかチェックしてみましょう。
□ゴミ捨てなど短時間の外出時でも、施錠していますか?
□玄関の近くに鍵や財布を置いていませんか?
□合鍵をたくさん作っていませんか?
□インターホンはついていますか?
□ドアスコープから室内を覗かれないように工夫していますか?
□外から死角になるところに、センサーライトやカメラを設置していますか?
□トイレや浴室の小窓、使っていない窓などに補助錠を設置していますか?
みなさん、どのくらいできていましたか? これらは防犯対策のほんの一部です。
これができているから大丈夫というわけではありませんが、
日頃から防犯意識をもっていること、そして取り組んでいることで犯罪に巻き込まれる可能性は低くなります。
また、いざというときに防犯設備がきちんと作動するか、家の鍵の電池がなくなっていないかなど、定期的に点検しておくことも大切です。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
新しい生活がこれから始まるという大事なときに、犯罪被害にあってしまうと、精神的にも大きなショックを受けてしまいます。ご自身とご家族のためにも、日頃の防犯対策の見直しにぜひ取り組んでみてください。
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