【春の空室対策】賃貸物件の設備点検を始めませんか?
1~3月は、1年の中でも就職や転職、進学、新生活のスタートなどで、春に向けてお部屋探しをされる方が最も多い時期です。そこで今回は、これからお部屋探しをされる入居者に物件を改めてアピールするために『アパート・マンション設備で見直した方がいいポイント』をいくつか紹介したいと思います。
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<目次>
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1.アパート・マンション設備の見直しポイント
空室対策では、まずお部屋を中心とした清潔感や利便性を追求されることが多いと思います。基本的にきれいで生活するのに便利なところを重視される入居者がほとんどなので、その対策を行うので間違いはないと思うのですが、問題はお部屋もきれいで性能も充実させたにも関わらず、入居者が増えないという場合です。空室対策がうまくいかない原因は色々と考えられますが、その1つに防犯性能の低さや共用部分に問題がある場合が考えられます。それでは設備の点検ポイントを見てみましょう。
こんなところに問題はありませんか?
玄関の鍵
□ 鍵の動作
鍵は正常に開閉するか。鍵穴に差し込むときに不具合はないか。鍵自体が錆びていないか。
□ 鍵穴の清掃
鍵穴にゴミや錆が蓄積していないか。
もし、自分で玄関の鍵穴の潤滑や摩耗防止、清浄化を行ってみよう!という場合には、鍵穴専用の潤滑剤を使用しましょう。精密な構造の鍵穴には汚れやホコリがつきにくい速乾性タイプがおすすめです!(iNAHOの速乾性鍵穴潤滑剤 カギ穴くん [KAGIANAKUN] など)
□ 鍵の交換と不要な合鍵の確認
以前の住人が使用していた鍵をそのまま使用していませんか。当たり前かもしれませんが、鍵は入居者が変わる毎に必ず交換するようにしましょう。また、不要な合鍵がないかも確認しましょう。
ドアクローザー
□ 閉まりきりの確認
ドアを開けた際にしっかりと閉まり、施錠されるか。
□ スムーズな動作
ドアクローザーが滑らかに動作しているか。油が漏れていないか。ドアクローザーの調整可能な場合は季節や気温に合わせて調整しましょう。
郵便ポスト・宅配ボックス
□ 清掃の確認
定期的に郵便ポストや宅配ボックスを清掃し、不要なものが残っていないか確認しましょう。
□ 機能の確認
正常に開閉できるか、施錠に問題がないか確認しましょう。
鍵が開かない場合や古くなっている場合は更新を検討しましょう。
共用部分(エントランス、駐輪場、ゴミ置き場など)
□ ゴミや埃が溜まっていませんか。
□ 集合ポストや消化器に異常はありませんか。
□ 電球の球切れはありませんか。
□ 植栽の手入れは行き届いていますか。
2. まとめ
いかがでしたでしょうか?これらはあくまで点検ポイントの一例ですが、入居者の方は、お部屋以外にも物件全体の様子や周囲の環境を見た上で、必ずいくつかの物件と比較し検討されることが多いと思います。細かいところまで点検を行うことで物件のイメージをアップさせるだけでなく、入居者の安全で快適な住環境を維持することにもつながります。来年の春に向けて空室対策をお考えの際は、点検を行ってみてはいかがでしょうか?
鍵のこと、防犯対策に関することなら、マスターキーまで。