冬休みを快適に過ごすために、お子さんと考えるべき鍵の5箇条とは?
鍵の5箇条とは?
日本ロックセキュリティ協同組合(JL)では、子ども向けに「鍵の5箇条」という指導を行っています。冬休みが近づくこの時期、家で過ごす時間が増える子どもたちにとって、鍵の使い方を改めて学ぶ良い機会です。普段は鍵を使わないお子さんでも、冬休み中は留守番や戸締りの機会が増えるかもしれません。そんな時期に備えて、「鍵の5箇条」で鍵の基本を学び、ご家族でしっかりと話し合ってみるのも良いかもしれません。冬の安全対策を見直すために、今一度、家族全員で鍵について考える時間を作ってみてはいかがでしょうか?
鍵の5箇条その1「鍵は見せない」
鍵を持つようになったお子さんにとって、鍵はお父さんやお母さんからの信頼の証で、ちょっと自慢したくなるアイテムですよね。でも、鍵って実は大人にとっては単なる道具以上のものなんです。鍵の形って微妙に違っていて、コピーされるリスクもあるって知っていましたか?鍵は家に入るための大事なものだから、むやみに見せたり、持っていることを周りに知られるのはとても危険です。なので、鍵の管理方法については家族でしっかり話し合っておくことが大切です。
鍵の5箇条その2「鍵の扱いはやさしく」
鍵は、施錠や解錠の時に使うものです。それ以外の時に無駄に使うのは避けたほうがいいですよね。でも、子どもは鍵を持っていると、ついあちこちで試してみたくなったり、遊び感覚で触ったりすることがあります。これが原因で鍵が壊れることもよくあります。鍵は精密に作られていて、ギザギザ部分が欠けたり、形が変わったりすると、鍵自体が使えなくなるだけじゃなくて、錠前全体を交換しないといけなくなることも。だから、鍵は丁寧に扱うように教えてあげましょう。
鍵の5箇条その3「鍵穴に鍵以外のものは入れない」
鍵穴の全体はシリンダーという精密機器で、鍵の波形を読み取る重要な部分です。ドラマでは針金で鍵を開けるシーンもありますが、実際にはそれほど簡単ではありません。お子さんが針金や棒を鍵穴に入れると、シリンダーが傷ついたり、異物が詰まったりして故障し、錠前の交換が必要になることもあります。鍵穴には鍵以外のものを入れないようにしましょう。
鍵の5箇条その4「家を出るときは必ず戸締まり」
空き巣などの侵入窃盗は無施錠が原因になることが多いことをご存じですか?警察庁のデータによると、窃盗の35%以上が無施錠によるもので、特に戸建てや集合住宅でよく見られます。鍵をかけるのは当たり前のことだと思いがちですが、「近くだから」「家に誰かいるから」と、ちょっとした理由で鍵をかけずに出かけてしまうのは、大人に多いことです。
でも、家の中の大切なものが盗まれるだけじゃなく、もしお子さんが家にいるときに侵入窃盗犯と鉢合わせしたら…考えただけでも怖いですよね。最近では、家に誰かがいてもお構いなしに侵入してくる強盗事件も増えています。家族の安全を守るためにも、外出時は必ず鍵をかけることを徹底しましょう。
鍵の5箇条その5「鍵の交換は信頼のおけるお店へ」
こちらは大人の方へのアドバイスです。
今はインターネットで簡単に情報が手に入りますが、安さを強調した広告や業者には注意が必要です。安く見えるサービスでも、高額な請求や不要な商品を勧められることがあります。鍵の問題を放置すると、家の安全に影響を及ぼすこともありますので、早めに対処することが大切です。
合鍵を失くしたり、鍵がうまく動かない場合は、信頼できるプロに相談しましょう。私たちマスターキーは、あなたの鍵のトラブルをしっかりサポート致します。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
冬休みが近づくと、お子さんも家で過ごす時間が増えますね。そんな時にこそ、鍵の使い方や管理方法について家族全員で話し合うことが大切です。鍵は大切な家を守るためのもの。お子さんにもその重要性をしっかり伝え、安全に使えるように教えてあげましょう。冬休みを安心して楽しく過ごすためにも、今一度、鍵の取り扱いについて見直してみてくださいね。